4種混合ワクチンが2025年末で終了
2024年から4種混合+ヒブ(Hib)の5種混合ワクツンに切り替わりました。4種混合ワクチンの追加接種が残っている方は、2025年中に接種を済ませて下さい。
小児用肺炎球菌ワクチンの改良
2024年から肺炎球菌ワクチンが従来の13価から、15価・20価に改良されました。現在15価・20価で接種中の方はそのままのワクチンで継続になります。
日本脳炎ワクチンについて
日本脳炎ワクチンは従来3歳から接種する慣例でしたが、実は定期接種は6カ月からできます。感染している豚(猪)を刺した蚊を介して感染しますが、近年の温暖化の影響か、この数年は三重県が感染豚数が全国1位になっています。さらにこの10数年の日本脳炎になった子どもはほとんど3歳未満です。1歳を過ぎたら早めに1期2回接種を済ませた方が賢明です。追加接種は3歳以降で構いません。
百日咳の流行
大都市圏中心に百日咳の流行が起こっています。これは百日咳ワクチンの効果が5~6年で低下するためで、学童以降での流行が起こっています。学童や成人が感染して、免疫の十分でない乳児にうつしてしまうと重症化してしまいます。これを防ぐためには就学前~小学校(日本脳炎2期の時期)で3種混合ワクチン(百日咳・ジフテリア・破傷風)の任意追加接種が望まれます。希望する方はお問い合わせ下さい。