こんにちは。なばりこどもクリニック院長の、
稲持英樹(いなもち ひでき)と申します。

診察風景

 2000年に開院してはや20年経過しましたが、この間大過なく診療してこられた幸運をつくづく感じています。

 小児科医となってから6年間ほど一般小児科診療と未熟児・新生児医療に携わり、その後3年ほど大学で小児がんや難治性疾患の診療・研究を行い、その後4年間臨床研究を継続しながら障がい児(者)医療に携わり、1997年から岡波総合病院に部長として赴任し、再度小児地域医療を学び開業しました。

 このように、一般小児医療のほとんどの領域を経験して開業したつもりでしたが、いざ開業してみると、地域医療にはまだまだ解決・改善すべき問題が数多くあり、名張に来てからは医師会・小児科医会や地域の方々の支えで、個別乳幼児特別支援事業や5歳児健診など、種々のシステムや制度を作り上げることができ、小児科医としてさらに成長できたと感謝しています。

 これらの地域小児保健活動を進める上で、多くの先輩方、全国の小児科医仲間、多職種の協働者に教えられることも多く、それは通常の子ども診療にも生かされています。

 地域で唯一の日本専門医機構小児科専門医・日本小児科学会指導医の開業医として、以下の方針で診療致します。

【当院の診療方針】

① 長い間に蓄積された臨床の経験と、最新のエビデンス(ガイドライン等)を併せて、現代における標準的な診療をし、根拠に基づいた説明を行います。

② 診断や治療に結び付く事実のない、不必要な検査や治療は行いません。

③ 常に子どもの将来に禍根を残す可能性を避ける努力をして、チルドレン・ファーストに子どもの育ちを支援します。