新型コロナウィルス感染症の第5波も落ち着きましたが、第6波の発生が心配されています。今までの緊急事態宣言などの対策は流行規模を減らす程度で、やはり予防接種が一番の対策と思われます。

 名張市では10月末で、12歳以上の接種対象者の8割が接種を終える予定で、第6波は、未接種者中心の流行となることが予想されています。デルタ株の流行に伴って、若年成人~子供の感染が増加しつつあります。また子どもは感染しにくい訳ではなく、子ども同士、子どもから大人への感染も稀ではなくなりました。

 デルタ株であっても、いまだ幼児~学童には「風邪以下」で、未成年者の死亡は、日本では重い基礎疾患を持った1例のみですが、大流行した海外地域では数千人の未成年者の死亡があり、時間の問題で我が国でも起こると思われます。

 12歳未満の接種は現在治験中で、少なくとも年内は不可能と思われますし、現時点では急ぐ必要はないと思います。また現在治験中のより安全性の高いワクチンを使用することも視野に入っていますので、それからで良いと思います。

 子どもの感染はほとんどが保護者からの感染ですので、現在最も大切なのは、お子様がいる保護者の接種ですが、現時点では接種率が最も低く、60%程度にすぎません(中高生の接種率:約70%:以下です)。対象者の8割の接種が終わりつつあり、接種体制にも余裕が出来てきましたので、現在は早めに接種できますから、いち早く接種をお願いします。

 当初、アナフィラキシーなどのアレルギー反応の発生が懸念されましたが、いまだ1例の死亡もなく、もはや医学的理由で接種できない人は無いと言っていいと思われます。